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憲法を政治にいかせ あいち総がかり200人がデモ

繁華街で沿道にアピールしながら行進する人たち=19日、名古屋市中区

「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」が19日、名古屋市中区で集会とデモに取り組みました。200人が参加し、改憲発議や大軍拡、沖縄への自衛隊配備、原発再稼働に「NO!」の声をあげ、統一協会と自民党の癒着徹底解明・解散命令を訴えました。

 各分野からそれぞれ発言しました。共同代表の長峯信彦・愛知大学教授は「憲法9条に反するお金の使い方があまりにもひどい。国民の福祉、年金、医療に使うべきだ。憲法の規範をきちんとまもれ、それに沿った国家運営をしろと声を大にして訴えていこう」と呼びかけました。

 福祉保育労東海地本の塚本洋平委員長は「『平和こそ最大の福祉』。軍事費増の一方で、介護保険制度改悪、ケアプラン有料化、30人に1人の保育配置基準などあまりにも遅れた社会保障になっている。暮らしと福祉にお金を回してほしい」と話しました。

 命どぅ宝あいちの小山初子さんは「沖縄の島々に自衛隊基地がつくられつつある。緊張を高めるのではなく、対話で平和な世界をつくるべきだ」。だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜原告団の岡本早苗団長は「二度と同じ事故、被害者をうんではいけない。名古屋高裁での裁判も大詰め。12月15日に口頭弁論がある。多くの人に傍聴してほしい」と語りました。

(11月22日 しんぶん赤旗)