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暮らし守る議席回復を 名古屋市守山区 くれまつ前市議訴え

「市民の暮らし命、平和を守る」と訴えるくれまつ氏(左)=10日、名古屋市守山区

 来春の名古屋市議選守山区(定数5)で前回失った議席回復をめざす日本共産党の、くれまつ順子前市議は10日朝、名鉄小幡駅前で党支部の人たちと宣伝しました。

「統一協会の徹底解明」「消費税5%に!緊急減税」と書いたプラスターなどを掲げ、党員が政策ビラを配布しました。

 くれまつ氏は「統一協会と閣僚や自民党議員の癒着が次々に明らかになり、岸田首相の責任は重大。河村たかし市長や自民党市議の関係も徹底解明が必要」と強調。物価高や第8波のコロナ感染が懸念される中、無為無策の岸田政権と河村市政を批判し、大軍拡と改憲の動きにも触れ、「区内に陸上自衛隊基地がある。基地のある街から平和の声をあげよう」と呼びかけ。「高い介護・国保・後期高齢者保険料を引き下げ、学校給食無料化、敬老パスの回数制限撤廃など市民の願いを実現するため、再び議会で働かせてください」と訴えました。

 「がんばって」と声をかけた男性(46)は「創価学会の応援を受けている公明党に配慮してか、共産党を除く各党の統一協会追及は生ぬるい。徹底追及を共産党にやってもらいたい」。ビラを受け取った高校生(17)は「3月誕生日なので市議選が初めての選挙。ネットで各党の政策を勉強しています。大学進学予定なので学費や奨学金の政策に関心があります」。駅前のスーパー開店を待つ女性(74)は「食品値上がりはつらい。国や市は何の物価対策もしないので、特売日や夕方の値引き時間帯に買い物をするようにしている。消費税率が下がると助かる」と話しました。

(11月11日 しんぶん赤旗)