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議席奪還へ決起集会 名古屋市議選港区 山口氏が決意

後援会員の声援に応える(左から)井上、山口、江原の各氏=6日、名古屋市港区

 来年の名古屋市議選港区(定数4)で日本共産党の山口きよあき前市議の議席を取り戻そうと6日、井上哲士参院議員を迎え、港区後援会が決起集会を開きました。後援会員80人以上が参加し、議席奪還への熱気に包まれました。

 山口氏、井上氏、後援会会長の江原雅博歯科医師がトークセッションし、政治の潮目の変化、社会保障や暮らしの現状、統一協会問題、日本共産党議員の値打ちなど多岐にわたり話し合いました。

山口氏は「南区市議補選(9月)で党候補が善戦健闘し、潮目の変化を実感した」と語り、河村たかし市長や自民党市議の統一協会との関係の徹底解明を強調。「学校給食無償化、自治体独自の奨学金返済支援制度、介護保険料引き下げ、補聴器購入助成など実現するため、議席奪還に全力をあげる」と決意を述べました。

 井上氏は政治の潮目が変わった国会の様子、統一協会と地方議会の関わり、党の物価高騰対策、九条を生かした平和外交、防災問題について報告し、「山口予定候補をはじめ党の地方議員を増やし、国の悪政から住民を守ろう」と訴え。江原氏は「前回選挙で悔しい思いをした。山口予定候補を議会に押し上げるため後援会拡大や『折り入って作戦』に全力をあげる」と話しました。

 各界からの発言で、看護師は「市立病院がなくなり、唯一の市立特養ホームも廃止されようとしている。医療・介護充実の声を届ける議席が必要」。年金生活者は「高い介護・国保料引き下げ、敬老パス回数制限撤廃のため山口さんを議会に送るため宣伝や支持拡大にがんばる」と語りました。

 決起集会後の後援会総会で、後援会員に依拠した宣伝・対話支持拡大をすすめるなどの活動方針を確認しました。

(11月8日 しんぶん赤旗)