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核禁条約参加を署名 愛知県民の会

 国連軍縮週間(10月24日~30日)に合わせ、「日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める愛知県民の会」は10月29日、被爆者とともに名古屋市中区栄で横断幕を掲げ、原爆パネルも設置して署名宣伝を行いました。40人が参加しました。

 うたごえ協議会の歌で始まり、愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の金本弘会長はじめ、コープあいち、愛労連、新婦人、反核医師の会、平和委員会、平和委員会青年・学生部、日ベト協会、医労連などの参加者が反核・平和を訴えました。

 金本さんは、被爆者が県下すべての自治体に要請してまわる「被爆者行脚」を紹介し、自治体に対して政府に禁止条約への参加を求める意見書を出すよう要請していると述べ、「来年広島で行われるG7サミットに向け署名を盛り上げていきたい」と語りました。

 参加者がマイクリレーで「ロシアによるウクライナ侵略で『核抑止力論』が幻想だとはっきりした。戦争を止めるには核廃絶しかない」、「一日でも早く日本は核禁条約に参加し、核廃絶を世界に訴えることが大切」と訴えました。

 署名には、現役の自衛官が「核兵器はいかん」と署名するなど26人分が集まりました。最後に、参加者全員で「原爆を許すまじ」を歌いました。

(11月02日 しんぶん赤旗)