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住民の声届ける議席 必ず 若者が共産党に期待

志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=19日、愛知県豊橋市

 愛知県豊橋市で全国唯一の党県議空白を必ず克服しようと開かれた日本共産党の志位和夫委員長を迎えた街頭演説会(19日)には、多くの青年や学生が聞き入りました。党県議がいなくなり、県民の声が届かなくなったことに驚く声や共産党への期待の声が寄せられました。

 〇…名古屋市から「少し羽を伸ばして聞きに来た」という学生(18)は「物価高で生活が大変。消費税を減税するなど政治の責任で何とかしてほしい」と言います。「県議会に共産党議席が無くなったことで県への請願数が激減したと知り衝撃を受けた。共産党に若者目線で政策を作ってほしい。住民の声を届ける宝の議席回復に向け自分も力になりたい」。

 〇演説をスマホで撮影していた高校生3年生は「11月が誕生日なので地方選挙が初めての選挙。物価高騰で親は家計のやり繰りに大変。大学進学予定で親は入学金や学費の心配をしている。演説を聞き物価高騰の原因がよく分かった。軍事費を増やすのでなく、税金を物価対策や学費値下げなどに使ってほしい」。

〇…下校途中の高校生(18)は「国会で信念をもってはっきり言う姿は人として尊敬できる。たまたま通りかかって声が聞こえたので話を聞いてみたかった。円安や物価高に政府はもっと対応するべきじゃないか。今のままじゃいけない。経済対策は共産党の政策が一理あると思う」。

 〇…初めて志位委員長の演説を生で聞いた女性(27)は「テレビなどと違って迫力があった。職場では女性の管理職登用が少なく、賃金も低い。参院選で共産党のジェンダー平等政策を知って応援するようになった。共産党の県議を送って県議会を変えてほしい」。

 〇…蒲郡市の女性(71)は「共産党の議席がなくなり県議会の請願件数が9割も減っていると聞いて、あぜんとしました。本当にショックでした。ぜひとも、しもおく奈歩さん(県議候補)に当選していただいて、女性の声を県に届けてほしい」と期待を語ります。

 〇…新城市から夫婦で聞きに来た女性(58)は「とにかく統一協会の問題で岸田内閣に怒り心頭。自民党の改憲草案と統一協会の主張が似ていると指摘されていることも怖い。この問題をうやむやにして欲しくない」。

26日 名古屋駅東口小池晃書記局長訴え

 26日(水)午後5時半から小池晃書記局長が名古屋駅東口で訴えます。わしの恵子前県議が決意を述べます。

(10月21日 しんぶん赤旗)