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応援演説から 憲法生かす政治が必要

岐阜県の開業医 池庭誠さん

 共産党を応援して1年ぐらいになりますが、私も最初は共産党を誤解していました。選挙のたびになぜ憲法というのか、ほかに言うことがないのかと。違いました。いま歩いている人にも知ってほしい。それは憲法が国や権力を縛るものだからです。

 憲法には、私たちの理想社会の姿が描かれています。争いや搾取に満ちた社会につき合わせる必要なんてない。憲法に書かれているように変えていく。それこそが政治の役割です。いま憲法が生かされた政治がされているでしょうか。

 憲法9条は、国が勝手に戦争を始めて国民を巻き込むなと言っています。戦争が始まれば、人命だけでなく経済もぼろぼろになる。だから話し合おう、戦争になる前に全力を尽くそうと、日本共産党は現実的な主張をしています。

 私は医師として憲法25条も大好きです。「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」です。国は社会保障、公共衛星の向上に努めなければならない。いまのように税金や保険料が重く、学びたいことが学べない、病院にかかれない、介護のためにすべてを犠牲にして生活しないといけない、こんなことを憲法は許してないんです。

 日本は偉い人にあまりにも権力が集中しています。だから憲法で歯止めをかけなきゃいけないんです。

 日本共産党が躍進すれば、一歩一歩、そういう社会に変えられるんです。憲法を守り生かす日本共産党と、すやま初美さんをよろしくお願いします。(3日、名古屋駅)

(7月9日 しんぶん赤旗)