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比例も選挙区も1票争う大激戦 愛知・すやま氏 尊厳大切に

学生や教職員に支持を呼びかける、すやま候補=8日、名古屋市千種区

 日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区候補は8日、名古屋市千種(ちくさ)区の名古屋大学前で昼休みに「尊厳が大切にされる社会と対極にあるのが戦争。100年、反戦平和と国民主権を訴え続けてきた共産党に平和への願いを託してください」と呼びかけました。大学生、樽井直樹弁護士が応援演説し、沢田昭二名古屋大名誉教授のメッセージが代読されました。

 すやま候補は冒頭、安倍元首相への銃撃に触れ、「暴力による言論弾圧を絶対に許しません」と強く非難。「一人ひとりの人生はかけがえのないもの。値段を気にせずパンや野菜を買いたい、まっとうな職場でやりがいのある仕事をしたい、お金の心配なく進学したい、性別にとらわれず好きな人と結婚したい、戦争しない国であってほしい―この願いを、あなたの人生を大切にできる社会を、あなたの1票で一緒に未来を選んでいきましょう」と語りかけました。

 大学生は、電気料金が2倍、物価も上がり、多くの若者の生活が苦しいと発言。「こんな時に与党は軍事費を2倍にしようとしている。そんなお金どこにあるのか。軍事にお金をかけなくても外交の力で平和はつくれると提案する、すやまさんを押し上げてほしい」と訴えました。

(7月9日 しんぶん赤旗)