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応援演説から 労働者が報われる社会に

 

愛知・弁護士 長谷川一裕さん

 労働問題に取り組んできた弁護士として働く労働者が報われる社会を目指して100年やってきた日本共産党に、ぜひとも大きくなっていただきたいと思います。

 労働組合も禁止され、国民が無権利状態に置かれていた戦前から、「国民主権、8時間労働制、男女平等」を掲げた共産党は、働く労働者の力になってくれる政党です。

 2000年以降、製造業にも派遣労働が緩和され、今では全国に2060万人、37%の人が非正規雇用で働いています。

 財界の人事政策のもと、自民党は新自由主義の立場で経済・労働政策をすすめ、パートタイマーや派遣など非正規雇用の拡大を後押しし、労働現場に差別の問題を広げました。そのもとで今日の貧困と格差の拡大というものがあったんじゃないでしょうか。

 ギグワーカー(ネットを通じた単発仕事の労働者)と呼ばれる新しい働き方が増えています。非常に不安定な働き方で、関東の家族から「息子が自殺を考えている。助けてくれないか」と相談がありました。

 共産党はここにもしっかりと着目し、雇用保険や社会保険の強制加入をさせる。労働組合を結成する権利を認める。そういった政策を出しています。

 こういった非正規雇用の問題にもしっかりと目配りする共産党。比例代表でみなさんの一票で、勝たせていただきたいと思います。(3日、名古屋駅)

(7月7日 しんぶん赤旗)