ニュース

応援演説から 誰もが尊厳持てる社会に

弁護士 岡村晴美さん

 弁護士になって15年。女性を巡る様々な事件を担当して思うことは、日本における女性の地位が非常に低いということです。

 去年1年の男性の年収を、女性が同じだけの賃金を手にする日(イコールペイデイ)は今年の5月1日でした。経済力の低さは地位の弱さに直結します。男女共同参画の前に、暴力にさらされている女性が非常に多い職場ではパワハラ、セクハラ、マタハラ、さらに家庭でのハラスメントはもっと深刻です。

 ジェンダー平等は争点にならない、そんなことを訴えたって票にならないという人がいます。社会問題があるのに票になるかならないかで、それに取り組むかどうかが変わるのでしょうか? そんな政党、候補者に政治を任せられません。

 すやま初美さんは、どんな小さな声でも自分の痛みとして取り組み、誰に対しても分け隔てなく語り、どんな境遇に生まれても、誰もが尊厳を持って生きられる社会を目指しています。どうか、すやまさんを国政に引き上げてください。

 「国民が主人公」とブレずに言い続ける日本共産党を私はとっても信頼しています。企業献金を受け取らず、忖度なく物が言える政策、日本共産党が政治の世界に増えることが、将来を変えていく希望になります。どうか「比例は日本共産党」を広げてください。(23日、名古屋市中区)

(7月2日 しんぶん赤旗)