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「資料をください」愛知 すやま候補訴えに高校生

政治を一緒に変えようと呼びかける、すやま候補(左)、しもおく氏(その右)=29日、愛知県豊橋市

 大激戦の愛知選挙区(改選数4)で当落線上に激しく追い上げている、すやま初美候補は29日、豊橋、豊川両市を駆け回り、「共産党を伸ばし暮らしに希望を」と訴えました。高校生が「すやまさんの資料ください」と近寄り、ビラを受け取っていきました。

 すやま氏は、「『やさしく強い経済』を実現し、税金を軍事に浪費するのではなく、暮らしと社会保障を立て直す政治に変えていく」と強調。瀬戸市でエアコンがない体育館での授業中に児童11人が熱中症で搬送されたことにふれ、「根本には、日本の教育予算がOECD最低クラスで、あまりにも低いことにある」と指摘。「日本の経済力にふさわしい教育予算にすることを日本共産党は提案している。共産党を大きく伸ばしていただき、子どもの権利を守り、お金の心配なく等しく教育を受けられる社会に変えていこう」と呼びかけました。

 豊橋では、しもおく奈歩前県議と宣伝日傘をさして聞いていた女性(67)は「戦争が現実のものになっているなかで、軍拡の大合唱は本当に怖い。みんな平和を願っていると思う。軍拡じゃなくて対話が平和をつくるということを広げたい」。別の女性(69)は「高齢者が政府の言うことを聞いて、エアコンをつけるか迷っている。こんなことがないように、共産党には気候危機対策やエネルギー問題など頑張ってほしい」と話しました。

(7月1日 しんぶん赤旗)