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政権代え政治変えよう しまづ氏 愛知駆け巡る

総選挙で党躍進を訴える(左から)しまづ、森下の両氏=29日、愛知県安城市

 日本共産党愛知県委員会は、自民党総裁選が行われた29日、トヨタグループ企業の本社・工場のある愛知県刈谷市、安城市、碧南市で「総選挙勝利・本番リハーサル宣伝」を実施しました。各地で党への期待の声が寄せられました。

 しまづ幸広前衆院議員(東海比例予定候補)が駆けつけ「総選挙で自公政権に代わる野党連合政権を実現し、新しい日本をつくりましょう」と呼びかけ。自民党総裁選に岸田文雄氏が選出されたが、安倍・菅政権で大臣や党幹部を歴任してきた人で「表紙を代えても中身は変わらない」と強調。野党4党の共通政策や、共産党の人間らしく働ける職場、男女の賃金格差をなくすなど新しい日本をつくる4つの提案を紹介し、「総選挙で政権交代を実現し、野党共闘の要となる共産党をのばしてください」と訴えました。

 安城市では森下祥子市議、後援会員ら9人が参加し、大型シュッピングセンターなど7カ所で宣伝。刈谷駅前では山本シモ子、牛田清博市議、新村健治前市議、碧南市では山口春美、岡本守正両市議、磯貝明彦前市議が参加しました。

 安城市のスーパー前で演説を聞いていた猪俣洋一さん(74)は「自民党政権になって年金支給額が減るばかり。反対に消費税率は上がるばかり。生活が厳しく食事は1日2回にした。風邪くらいでは病院に行かず売薬ですます。ビラに書いている『高齢者の医療負担増中止』『医療・介護の充実』はいい政策だ。期待している」。買い物帰りの女性(32)は「育児休暇中で、来年から職場復帰する予定。事務職だが男性のほうが給料も高いし、管理職など出世も早い。ぜひ男女の賃金格差をなくしてほしい」と話しました。

 刈谷駅前でスクールバス待ちをしていた男子大学生(21)は「コンビニのバイトをしている。同じ系列なのに刈谷は時給1010円だけど名古屋は時給1025円。地域によって違うのはおかしい。時給1500円いいね。最賃政策だけでも共産党に投票したくなる」と語りました。

(10月1日 しんぶん赤旗)