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学生支援 民青奮闘 県に要請 愛知・美浜「社会に貢献」と評価

食料品や日用品を受け取る学生=23日、愛知県美浜町

 愛知県美浜町で23日、日本民主青年同盟日本福祉大学班が、大学近くの奥田公民館で学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。

 昨年6月から始めて28回目。「社会事業に貢献している」と美浜町に認められ、今回から会場使用料が無料になりました。

 学生スタッフらが「地元の人や卒業生から寄せられた物資です。遠慮なく持っていってください」と声をかけます。

 神奈川県出身の3年生は、「夏休みに帰省したかったが緊急事態宣言の延長で帰れず下宿で自炊。食料支援は助かる」。初めて訪れた3年生は、「学習塾講師のアルバイトが解雇になり、カップ麺やレトルト食品ばかり食べていた。米や新鮮な野菜はありがたい」と話しました。

 今回から新しい学生アンケート「コロナ対策に予算を!」に取り組み、「学生の声を国会議員や候補者に届けます」と呼びかけました。「政府にやってほしいこと」では、就職活動中の4年生が「愛知県外の会社の面接にはPCR検査を受けて行くが、検査費は自己負担。交通費も含め大変。学生のPCR検査の補助をしてほしい」。3年生は「実習前にワクチン接種をしたかったが予約が取れない。ワクチン接種を速やかにやる体制を取ってほしい」と答えました。

(9月26日 しんぶん赤旗)