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「共産党が伸びてこそ」政権交代 期待の声 党支部の訴えに反響

高橋前市議(右端)とともに訴える千鳥支部の人たち=9日、名古屋市南区

 「共産党の風を吹かせ、何としても総選挙で躍進を勝ち取ろう」―。愛知県内の日本共産党支部は3中総・全国いっせい決起集会(8日)を受け、各地で街頭宣伝を繰り広げています。

 名古屋市南区の千鳥(ちどり)支部の人たちは9日朝、名鉄大同町駅前で高橋祐介前名古屋市議と宣伝しました。

 高橋氏は、菅首相の政権投げ出しは、コロナ対応や強権政治、腐敗に対する国民の怒りに追い詰められた結果だと述べ、「自民党総裁選で誰が選出されても政治は変わらない」と強調。共産党など野党4党が市民連合と、総選挙で自公政権を倒し、命を守る新しい政権をめざす野党共通政策に合意したことを紹介し、「野党共闘に力を尽くす共産党躍進へ、『比例は共産党』と広げて下さい」と訴えました。

 電車待ちの男性(56)は「総選挙で南区(愛知4区)でも野党共闘を実現してほしい。共産党が伸びてこそ政権交代ができる。共産党に期待している」と話しました。

 名古屋市の日本共産党港区委員会は8日午後から、区内20小学校区の全てを巡る総選挙勝利めざすキャラバン宣伝を開始しました。市営住宅前で山口清明前名古屋市議が訴えていると、女性が「『しんぶん赤旗』を買いたい」と声をかけてきました。山口氏が赤旗日曜版を渡すと、女性は「今の自民党政治はひどすぎる。がんばって下さい」と激励しました。

(9月11日 しんぶん赤旗)