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「前回はもらう側。今度は支える側に」食糧支援 広がる輪

食料品を受け取り、七夕飾りに短冊を飾る学生=7日、愛知県稲沢市

 日本民主青年同盟愛知県委員会は7日、稲沢市の名鉄国府宮駅前で学生や若者へ食料支援する「ほこプロ」に取り組みました。

 稲沢市では2回目。前回は宣伝や準備不足にため学生が来なかったため、今回は事前に駅前や大学前で案内ビラを配布。地域から食料品やカンパを募りました。当日はあいにくの雨のなか、20人を超える学生が訪れました。訪れた学生から「ありがとうございます」「次はいつですか」など喜びの声が寄せられました。

 会場には「七夕飾り」が用意され、訪れた学生らは「学生にも早くワクチン接種を」、「若者が暮らしやすい社会を」などと書いて短冊を飾りました。

 自宅通学の短大2年生は「両親が共働きなので簡単な夕食を私が作っている。食料品は助かります。高校3年生は「コロナで母親のパートの仕事が無くなった。米は喜ぶと思う。ありがとうございます」、別の高校生は「受験勉強で深夜まで勉強している。おなかがすくので夜食用のカップ麺をは嬉しい」と話しました。

 民青のアンケートに応じた大学2年生は「実技以外の授業以外の大半はオンライン授業。対面と違い質問がしにくく、勉強が遅れる気がする」。医療を学ぶ専門学校生は「今年春に予定に予定していた実習がコロナの影響で延期になった。早く終息してほしい」と語りました。

(7月9日 しんぶん赤旗)