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稲沢 選挙勝利へ演説会 もとむら氏訴え

会場の声援にこたえる(右から)もとむら議員、渡辺市長予定候補、渡辺市議補選予定候補=8日、愛知県稲沢市

 愛知県稲沢市で8日、日本共産党のもとむら伸子衆院議員(東海比例予定候補)を迎えて、総選挙勝利と市長選・市議補選(ともに15日告示、22日投票)勝利に向けた演説会が開かれ、会場は熱気と歓声に包まれました。党稲沢市委員会と稲沢民主市政の会の共催。

 もとむら氏と、渡辺ゆきやす市長予定候補(69)=無所属、共産党推薦=、前党市議の渡辺ちなみ市議補選予定候補(69)が訴えました。

 もとむら氏は、日本学術会議任命拒否問題での国会論戦をとりあげ、菅首相が野党の追及に支離滅裂の答弁になっていることを紹介。「名簿を見ていない」発言、出身大学や男女の比率など事実と異なる菅首相の答弁がさらに首相を追い詰めていると指摘し、「任命拒否は違法であり、『学問の自由』を脅かすもの。撤回までしっかり追及していく」と強調。核兵器禁止条約50カ国批准達成にふれ、「被爆2世として日本が50カ国に入らなかったことが本当に悔しい。本気の市民と野党の共闘で条約に参加する政権に交代しよう」と訴えました。

 渡辺市長予定候補は「コロナ対策や市民サービス充実、ジェンダー推進に本気で取り組む。私たちのがんばりが市政、国政を変える力になる」。渡辺市議補選予定候補は「補選は総選挙の前哨戦。市長選とのW勝利と党躍進で稲沢から政治を変える流れをつくろう」と話しました。

 市長選は、現職市長との一騎打ち、市議補選は保守系前市議との一騎打ちの様相です。

(11月11日 しんぶん赤旗)