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勝利へ全力 岡崎市議選 11日告示、18日投票 80億円の会議場より暮らし充実

 愛知県岡崎市議選(定数37)が、10月11日告示(18日投票)されます。日本共産党は、現職の鈴木まさ子(59)、新人の中根よしあき(39)の2予定候補が現有2議席確保をめざします。50人が争う多数激戦の様相です。

 安倍首相辞任、菅新政権発足など「新しい激動的な時代」のもと、ポストコロナの時代をつくる愛知県で最初の選挙です。

 市議選では、日本共産党を除くオール与党議会に支えられた大型開発優先の市政から、市民の暮らしといのちを守る市政の実現が問われています。

 党市議団は、「80億円のコンベンションホール建設より、コロナ対応に予算を」と7度市へ申し入れてきました。PCR検査の充実、水道料金減額、資格証明書から短期保険証への切り替えなど成果をあげています。

 また、市民と力を合わせて、小中学校のすべての普通教室・特別教室へのエアコン設置、18歳まで入院医療費無料、保育園増設など実現しました。

 7期目をめざす鈴木予定候補は、「市民が主人公の市政」実現へ、コロナ対策や暮らし充実に予算をあてると訴えます。市内全域を走るコミュニティバスや乗り合いタクシーの導入、特養ホームの待機者解消をめざします。

 中根予定候補は14年の会社員経験を生かしながら、2児の父親として子育て世代に寄りそう施策の拡充を呼びかけています。雨の日でも親子で遊べる施設や子育て支援センターの創設、学校給食無料化拡大、国保料引き下げなど強調しています。

 党と後援会は、選挙の結果が総選挙に直結すると強調。共産党の勝利、市民と野党の共闘の勝利で野党連合政権への道を開くために全力をあげようと呼びかけています。

(10月3日 しんぶん赤旗)