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共同の力で政治変える 民青を強く大きく 愛知県委員が代表者会議

取り組みを活発に議論した民青代表者会議=26日、名古屋市内

 民主青年同盟愛知県委員会は26日、名古屋市内で第63回代表者会議を開きました。共同の力で政治を変える運動や昨年11月に開かれた第43回全国大会決議の具体化や取り組みを活発に論議しました。

 報告に立った古川大暁(ひろあき)委員長が、職場、学園、地域で要求運動や参院選など様々な取り組みを紹介。その中で、今期は2000年以降最高となる同盟員を増やしたと報告し、「市民と野党の共同の力で政治を変える新しい時代を迎えた。野党連合政権の実現へ、強く大きな民青をつくろう」と訴えました。

 討論で、南部地区の医療職場班の女性は「参院選に向け、福祉・介護・医療職場の待遇改善めざし青年実態アンケートに取り組んだ。アンケートに答えた同僚に加盟を訴えると、快く仲間に加わった」と報告しました。

 名古屋南西地区委員長は「地域班に所属している高校生同盟員から『学校も居住地も違う他班の高校生と交流したい』の要望を受け、近く班の垣根を越えて『高校生のしゃべり場』を開く」と話しました。

 大学1年生の女子学生は「入学後発足した班活動の最初が『名古屋めし』を食べたこと。消費税10%増税前には学内で『消費税増税反対メッセージ』に取り組み、42人分を政府に届けた」と語りました。

 医療関係職場の女性は「職場班を作ろうと職場の民青OBの協力を得て、被災地ボランティアに関心があるという後輩に加盟してもらった。学習が大事と話し合い科学的社会主義の勉強会を始めた」と報告。病院班の男性は「勤務がバラバラで集まるのが大変だが、日時を調整して班会議を定例化している」と述べました。

 日本共産党の河江明美県副委員長が第28回党大会で改定した綱領について講演。愛労連青年協役員が連帯あいさつしました。

 委員長に古川大暁さんを再任、新副委員長に谷本麗之さんを選出しました。

(1月31日 しんぶん赤旗)