名古屋市中区で1日夜、すべての労働者の賃上げ、人間らしく働くルールの確立など求めて「全県労働者決起集会」が開かれました。労働者ら300人がデモ行進しました。
主催は、愛労連、愛知公務共闘、自治労連県本部の3団体でつくる実行委員会。
知崎広二愛労連議長は人事院勧告で月給平均が国家公務員は387円増、愛知は504円増、名古屋市は77円減と報告。民間は426兆円の内部留保が賃金にまわらず、さらに格差と貧困を招くとして、「誰もが8時間働けば人間らしい暮らしができる社会にしていこう」とあいさつしました。
服部守延愛商連会長が「消費税10%増税、複数税率実施を強行した安倍自公政権に抗議する。共同をさらに広げ、全力で奮闘しよう」と話しました。
3人が決意表明。保育士の武内奈央さん(22)が、深刻な人手不足を紹介し、組合員一人100筆を目標に大幅増員と賃金増を求める署名に奮闘すると決意を表明しました。
政府の国民分断に負けず、学習会開催や仲間を増やす運動強化など行動提起。参加者は「職場を基礎に仲間を増やし、憲法と平和・民主主義を守り諸要求実現めざしてたたかおう」と集会決議を採択し、「がんばろう」と三唱しました。
(11月3日 しんぶん赤旗)