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共闘で新しい政治を 野党5党と市民が訴え すやま氏が参加

「共闘で市民が主人公の政治を」とアピールする市民、野党各党とすやま予定候補=12日、名古屋市昭和区

 「さあ参院選! 市民一人ひとりが主人公の新しい政治をつくろう」と12日、名古屋市昭和区で市民と野党が共同で街頭アピールしました。主催は、みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区です。

 約70人が参加し、市民と野党5党がスピーチ。市民らがマイクを握り「安倍9条改憲を止めよう」「消費税10%増税はストップを」「原発再稼働許さない」「辺野古新基地建設を止め青い沖縄の海を守ろう」などと呼びかけました。

 日本共産党からは、すやま初美参院愛知選挙区予定候補と田口一登名古屋市議らが参加。すやま予定候補は「ハラスメントを禁止し一人ひとりの尊厳が輝く社会をつくりたい。安倍9条改憲を止め、市民と野党が力をあわせ安倍政権に代わる新しい政治をつくる決意です」と力を込めました。

 立憲民主党の近藤昭一衆院議員は「安倍政権は国民の声を聞いていない。市民と野党が力をあわせ政治を変えていこう。立憲主義を守っていこう」と語りました。同党の田島まいこ参院選挙区予定候補、社民党の山登志浩江南市議、新社会党の小池裕之氏、緑の党東海の尾形慶子代表が訴えました。

 安倍9条改憲ノーの3000万人署名への協力を呼びかけ、「参院選に行きますか」と尋ねるシールアンケートで対話。ほとんどの人が選挙に行くと答え、「不景気で増税はきつい」「憲法変えてほしくない」「安倍さんをやめさせて」などの声が寄せられました。署名した天白区の女性(80)は「安倍政権はむちゃくちゃなことをやっていて許せない。憲法は絶対変えてはだめ。参院選では護憲派がもっと団結してがんばってほしい」と語りました。(5月14日 しんぶん赤旗)