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愛知・民青がつどい 武田議員、新入生にエール 学びたいこと何でも学んで

学生らと語り合う武田議員(正面)=21日、名古屋市内

 日本民主青年同盟愛知県委員会は21日、日本共産党の武田良介参院議員をゲストに迎えた新入生歓迎のつどいを名古屋市内で開きました。新しく加盟した学生同盟員らが武田議員とともに、大学生活や将来の夢などざっくばらんに語り合いました。

 参加した5人の学生は、それぞれ大学・キャンパスが違うため、みんな初対面。自己紹介しながら交流しました。

 今年2月の入試宣伝で加盟した新1年生は「9条は守りたいとずっと思っていました。政治は苦手意識があったんですが、民青の活動を知り、おとなになったら勉強しなきゃいけないなって思い、加盟しました。これからいろいろ勉強して行きたい」と話しました。

 友人の誘いで昨年加盟した大学3年生は、「ずっと友人と政治の話ができる場がなかった。でもおとなになると、政治へ参加しなきゃいけない。どこで学べばいいのか迷っていたときに民青を知った。何でも話し合える仲間ができて、本当にうれしいです」と語りました。

 学生から武田議員への質問も。「大学生のときの夢はなんでしたか」との質問に、武田議員は「高校時代の先生がすごくいい人で、あんな先生になりたいなって教育学部に入ったよ」と紹介。

 教員免許を取得したと話す大学院2年の学生は「次の世代を育てる意義とか教えるのって面白そうですよね」と話題に。

 別の学生から「どうして議員になったんですか」と質問され、武田議員は「憲法違反の戦争法をつくった安倍政権をどうしても倒さなきゃいけないし、学費のためにボロボロになって勉強する学生を放置していいのか。政治を変えなきゃいけないと思ったから」。

 入試宣伝で加盟した新1年生は「政治は苦手意識があるけど、大人になったら勉強しなきゃいけないなって。色々勉強していきたい」と話しました。

 武田議員は、自身の民青時代を振り返り、「社会にはいろんな選択肢があることを民青で学んだ。学びたいと思ったことはなんでも学んで、大学生活を充実させてほしい」と強調。「政府は学費や奨学金で学生に分断を持ち込んでいる。政治を変えるのは私たち。力を合わせて自民党政治を終わらせて政治を変えよう。科学的社会主義の学びを深めて、未来を描いてほしい」とエールを送りました。

(4月26日 しんぶん赤旗)