「市民と野党をつなぐ会@愛知4区」と「野党は共闘!市民アクション愛知4区」は28日、名古屋市内で野党7党の代表を招き、「安倍政治を終わらせるために」公開討論会を開き、80人を超える市民が参加しました。
市民アクションの見崎徳広共同代表は「安倍政治を終わらせたいと願う市民と立憲野党が話し合い、野党共闘を後押ししたい」と訴えました。
野党から、立憲民主党愛知県連副代表の高木浩司県議は「安倍首相が衆院解散に打って出る可能性は否定できない。ダブル選挙になれば政権選択選挙になる。安倍政権を終わらせるには野党共闘が重要。安倍政権に代わる首相候補、政策など各党で協議する必要がある」。国民民主党の牧義夫衆院議員は「安倍政治を変える一点で結集すべき時だ。極限すれば、理屈をこねて『結集』を阻む者は与党の補完勢力だ」と述べました。
日本共産党の、すやま初美参院選挙区予定候補は「党利党略の数合わせの共闘では国民の期待に応えることはできない。オール沖縄のようなホンキの共闘が求められている。安倍政権に代わる魅力ある選択肢になれるか。一致点を大切にした、魅力ある政策をつくる必要がある」と強調しました。社民党の山登志浩・江南市議は「合従連衡ではない国民のための共闘が大切」と述べ、自由党愛知県支部連合会の高先星吾幹事長、新社会党愛知県本部の保田泉委員長、緑の党・東海の尾形慶子代表が発言しました。
参加者から「投票率の低下が続いている。安倍政権の悪政に怒りはあるが、あきらめの反映。魅力ある野党になってほしい」、「マスコミの影響もあり野党の姿が国民、有権者に見えない。国会内や今日のような屋内集会だけでなく、県内各地で野党共同の街頭宣伝をやってほしい」、「野党に安倍政権退陣を求めるだけでなく、私たち市民から安倍政権打倒にむけた運動を広げよう」などの意見や要望がありました。
(4月30日 しんぶん赤旗)