名古屋市中区にある自民党愛知県連前で28日昼、LGBTは「生産性がない」と攻撃した自民党の杉田水脈衆院議員の辞職を求める抗議宣伝が行われました。名古屋を中心に東海地方で活動する「レインボーなごや」が呼びかけ、当事者ら10人が参加しました。
参加者は、虹色の旗や「杉田水脈は議員を辞めろ」、「くたばれ生産性」などボードを掲げてコールしました。
マイクを次々握り、共同代表の山口徳明さんは「杉田さんの発言は、自民党の基本方針に反しているのに、本人は開き直り、自民党は擁護している。LGBTや生産性だけに留まらず、個人の尊厳が脅かされる重要な問題」と訴えました。
メンバーの酒井徹さんは「今の政治が、性的少数者が自分自身を受け入れることを難しくしている。与党議員の暴言は非常識で許せない。『生きづらい』と声があって、社会を変える方法があるなら、実行していくのが政治家の仕事じゃないか」と話しました。
終了後、参加者は杉田議員の辞職を求める申し入れ書を自民党県連に届けました。
(7月29日 しんぶん赤旗)