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「通常国会での改憲発議阻止」本村議員が一宮で報告

後援会員らとともに、通常国会の国政報告を行う本村氏=21日、愛知県一宮市

 日本共産党の本村伸子衆院議員は21日、連日の猛暑となっている愛知県一宮市に入り、党支部や後援会と街頭演説、つどいに参加し、「命よりカジノを優先する安倍政治を変えよう」と訴えました。

 大型店前の街頭演説には後援会員ら十数人が参加。本村氏は、西日本豪雨発生を受けて、党国会議員団が災害対策本部を設置し被災者援助に全力であたり、安倍政権には6野党で被災者支援に全力を尽くすよう申し入れたことを報告。自民党国会議員が開いた「赤坂自民亭」やカジノ法を強行した安倍首相の対応に国民の怒りが沸いていると述べ、「被災者支援より、人を不幸にするカジノを推進する安倍政治を変えていくためにも、一緒に力を合わせよう」と訴えました。照りつける日差しの中、買い物客らが手を振って応えました。

 大和東支部が開いたつどいでは、本村氏は、国会での憲法審査会の状況について報告。「3回開かれたが、幹事の選任や手続き法の説明だけ。自民党改憲案の説明は一切させることなく終わった」と強調。「国民の草の根の力によるもの。これからもみんなで力を合わせて頑張っていこう」と呼びかけました。

 参加者から「小選挙区制のもとで安倍首相にものが言えない状況だ」との意見が出され、本村氏は「小選挙区制の下で、確かに安倍首相にものが言えなくなっている。自民党が多数を占めるなかでは、状況も変わらない。選挙制度を変えるためにも、市民と野党の共闘、共産党の躍進が必要だ」と答えました。

(7月24日 しんぶん赤旗)