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市政と国政問う選挙 知立市議選 佐藤・寺部・牛野氏が第一声

佐藤おさむ候補

寺部誠二郎候補

牛野北斗候補

 愛知県知立市議選が22日告示(29日投票)され、日本共産党から現職の佐藤おさむ(67)、新人の寺部誠二郎(57)、牛野北斗(29)の3氏が現有3議席獲得をめざし、立候補しました。

 定数20に25人が立候補するなど、参院選の前哨戦と位置付けた多数激戦の様相です。

 井上さとし参院議員が応援に駆け付け、20日に事実上閉会した国会の緊迫した情勢を報告。西日本豪雨災害対策を優先するべきときに、刑法で禁止されている賭博を認める「カジノ実施法」を強行した安倍政権を批判。「市政とともに国政のあり方を問う国会閉会後、最初の選挙。全員当選で、安倍政権に不信任を突き付けよう」と訴えました。

 6期目をめざす佐藤氏は、学童保育の全小学校区設置や中学卒業までの医療費無料、防災ラジオ補助など党市議団の実績を紹介し、「市民のみなさんと一緒に市政に提案してきた。よりよい知立にするために、再び議会へと送ってください」と訴え。新人の寺部氏は、「税の使い方を見直し、市民の願いを実現していく市政にしていく」と強調。牛野氏は「社会福祉士の経験と福祉の心を市政にいかし、誰もが住みよい町づくりをめざす」と訴えました。

 3候補は、地域巡回バスの逆回りや増便、福祉タクシー助成、小中学校教室にエアコン設置、給付型奨学金制度の充実、国保税・介護保険料の引き下げ―など重点政策を掲げ、支持を訴えています。

(7月24日 しんぶん赤旗)