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民家・通学路に危険 すやま氏が豊田市の急斜面など調査

土砂災害特別警戒区域付近にある砂防ダムを調査する(左から)大村、根本、本多、すやまの各氏=17日、愛知県豊田市

 すやま初美日本共産党愛知選挙区予定候補は17日、土砂災害危険箇所が県内最多の豊田市を訪れ、災害の危険がある急斜面や砂防ダムを調査しました。大村よしのり市議(県議予定候補)、根本みはる市議、本多のぶひろ市議予定候補が同行しました。

 県内には土砂災害危険箇所が約1万8千カ所あり、豊田市では5297カ所。うち開発行為が厳しく規制される特別警戒区域は県内で1万943カ所、豊田市内で4438カ所あります。

 松平地区の特別警戒区域では、急斜面と人家が接近して大雨で地盤がゆるむと人家がのみ込まれる危険があり、対策の緊急性を確認しました。砂防ダムの下方には中学校の通学路があり、土砂崩れが起きたら大惨事になりかねない状況でした。

 すやま氏は「山間部が多く、被害があってからでは遅い。対策の遅れは許されない。人命第一の政策を求めていきたい」と語りました。大村氏は「西日本の被災地では、危険区域と分かっていながらも対策の遅れで被災した場所があった。土砂災害を防ぐ急傾斜地崩壊対策は県の事業。予算をしっかりつけるよう要請していきたい」と話しました。

(7月19日 しんぶん赤旗)