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「核兵器廃絶」2000人が訴え 東京―広島コース 名古屋入り

 
 原水爆禁止2017年国民平和大行進(東京―広島コース)が4日、名古屋市に入り、集中行進とピースアクションを行いました。昨年より多い2000人が市内14カ所から、白川公園(中区)まで行進しました。

 白川公園の壇上には県内で集めた「ヒバクシャ国際署名」が入った段ボールが積み上げられました。

 平和行進連絡会の共同代表、沢田昭二氏(県原水協理事長)が主催者あいさつし「国連で核兵器禁止条約の交渉会議が始まった。私たちの運動が実った。条約が実現するよう、ヒバクシャ国際署名など草の根運動を広げよう」と呼びかけました。

 通し行進者の西田重好さん(63)、わかやま市民生協のリレー行進者、県内通し行進者、コープあいちリレー行進者ら21人が紹介され、西田さんがあいさつしました。

 フィナーレでは、被爆者支援や核兵器廃絶を訴える集会アピールを参加者全員が「核兵器なくそう」のボードを掲げ採択しました。終了後、参加者は、折り鶴を掲げて繁華街を行進し、「核兵器廃絶」をアピールしました。

 平和行進に初めて参加した男性(21)は「友人に誘われて参加した。友人と協力し、ヒバクシャ国際署名に取り組みたい」と話しました。

(6月5日 しんぶん赤旗)