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平和県民集会成功へ 名古屋で学習会

 
 戦争法廃止、憲法9条を守る新たなたたかいに向け、「戦争法廃止・小牧平和県民集会」(25日)を成功させようと、名古屋市熱田区で11日、事前学習会が開かれました。安保破棄県実行委員会、県平和委員会など17団体でつくる実行委員会の主催で、市民ら170人が参加しました。

 元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄氏が講演。井筒氏は、自衛隊法3条から「侵略に対し」が削除され、専守防衛ではなくなったと指摘し、安保法の強行採決により戦争する任務が付与されたと強調。戦闘地域では、米軍や多国籍軍と一体化し、自衛隊が担う後方支援は最も攻撃対象になると述べ、「南スーダンの活動は明確な憲法9条違反。憲法9条の実践こそ、平和国家として必要だ」と語りました。
 矢野・県平和委事務局長が戦争拠点化する小牧基地について報告し、「実態を伝え、戦争法廃止と憲法9条をいかす運動を広げよう」と述べました。

 参加した女性(67)は、3人の孫の将来が心配だと語り、「2人は男の子。安倍首相が徴兵制をどれだけ否定しても、信じることはできない」と語りました。
 県民集会は25日(日)午後0時半から、愛知県小牧市・市之久田公園で行われます。
(9月14日 しんぶん赤旗)