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「9条守れ」が国民の声 名古屋で弁護士らが宣伝

 
 名古屋市北区の大曽根駅西口で1日、戦争法廃止と改憲ストップを求める宣伝が行われました。名古屋北法事務所の友の会「暮らしと法律を結ぶホウネット」が2014年から毎月1日に同駅で実施しているもので、この日は弁護士ら10人が参加しました。

 ホウネットの松岡洋文会長、名古屋北法律事務所の矢?暁子弁護士がマイクを握り「安倍晋三首相は参院選が終わった改憲論議をすすめると表明したが、国民は改憲を支持したわけではない」と強調し、「各種世論調査では『憲法9条を守れ』が圧倒的。改憲ストップへ力をあわせよう」と訴えました。
 ビラを受け取り熱心に読んでいた曽我部喜久栄さん(54)は「南スーダンは日本大使館職員も避難する危険な状況になっている。自衛隊の新たな交代部隊を派遣するのではなく撤退すべき。戦争法を廃止して海外派兵を止めさせたい」と話しました。

 「ビラ配布を手伝わせてくれ」と宣伝に飛び入り参加した男性(57)は「憲法守るために何かしたいと思っていた。これからも宣伝に参加したい」と語りました。
(9月4日 しんぶん赤旗)