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電話かけに読者も奮闘 愛知・東郷町

 
 「比例も選挙区も大激戦。なんとしても競り勝とう」。愛知県東郷町の日本共産党支部電話センターには連日、党員、後援会員、「赤旗」読者が集まり、4台の電話機がフル稼働しています。
 3日には7人が交代で受話器を握り、「愛知は大接戦です。比例は共産党、選挙区は、すやま(初美選挙区候補)と書いてください」と切り出し、暮らしの困りごとなどを聞きました。
 夫婦で毎日交代して参加している堀田喜代子さん(72)は、「生活するのが精いっぱいで、政治のことを考える時間がない」と語る30代の派遣社員の男性と対話。堀田さんが「政治は生活のあらゆるところに関わっているんですよ。共産党は今の政治を変えるために三つのチェンジを提案しています。税金の集め方、使い方、働き方を変え、若者が働きやすい社会をつくります」と話すと、「考えてみたい。がんばってください」と応えました。
 農業を営む年配の女性は「農業では食べていけん」と危機感を示しました。堀田さんは「TPP(環太平洋連携協定)だけは絶対に止めたい。共産党は一貫してストップを訴えている。ぜひ支持を」と訴えると、「なんとかしてほしい。がんばって」と答えました。
 すやま候補の政見放送を見たと話す男性は、「感激した。がんばってくれ」と話しました。
 アベノミクスに怒る黒沢芳美さん(67)は、「安倍首相は私たちの年金を投資に使っている。5兆円の損失を隠している。ほっといたらやばいよ!」と電話で訴え続けます。
 東郷支部の三宅暁良支部長は「支持拡大が1800を超えた。目標の2300を何としてでもやりきり、比例9議席実現、すやま候補を国会におしあげたい」と話しました。(7月6日、しんぶん赤旗)