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消費税増税中止に 署名300人近く集まる

 
 愛商連や愛労連などでつくる「消費税をやめさせる愛知連絡会」などの呼びかけで3月31日、名古屋市中区の繁華街で「消費税増税反対ロングラン宣伝」を5時間にわたって繰り広げました。

 消費税をなくす愛知の会の大島良満代表世話人、愛知県社保協の小松民子事務局長、日本共産党の、すやま初美参院選挙区予定候補ら、のべ70人が参加。パンダの着ぐるみも登場し、消費税増税の賛否を問うシール投票や増税中止を求める署名の協力を呼びかけました。
 大島氏らは交代でマイクを持ち、「安倍自公政権は『10%増税は社会保障充実のため』と言うが真っ赤なウソ。27年前の消費税導入、5%、8%の増税時も同じことを言っていた。相次ぐ社会保障大改悪で医療や介護の国民負担は増大している」と強調しました。
 買い物客らが足を止め「心臓病で通院中。医療費負担が大変なのに増税になったら生活できなくなる」(62歳女性)、「今の経済状況で増税するのは無謀。」(42歳、男性」と怒りの声をあげ次々と署名しました。
 2人の子どもを連れた女性(35)は「4月に小学校に入る長女の入学用品を買いに来ました。4歳の次女も2年後に小学校入学。今後の教育費を考えたら絶対に増税は中止してほしい」と語りました。

 300人を超える人がシール投票をおこない、「消費税廃止」が54%、「5%に戻す」が32%。増税賛成は6%でした。300人近い人が署名に協力しました。
(4月2日 しんぶん赤旗)