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展示飛行中止に 県平和委員会など小牧基地要請

 
 愛知県平和委員会と安保破棄愛知県実行委員会は17日、航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)を訪れ、航空祭(3月13日)でアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行の中止を申し入れました。

 県平和委員会の矢野創会事務局長や周辺住民ら9人が参加。日本共産党の原田祐治(春日井市議)、佐藤大輔(小牧市議)、山本亮介(豊山町議)の各氏も参加しました。
 小牧基地では航空祭のたびにブルーインパルスの展示飛行は住民や自治体の反対で実施できませんでしたが、昨年の航空祭では強行しました。
 応対した小牧基地の担当官は「展示飛行は安全におこなう」と述べ、所在地の小牧市、豊山町と飛行予定ルート直下の北名古屋、清須両市の首長・議長に直接面談し、説明していることを明らかにしました。春日井市長は説明を断っています。
 参加者は「基地司令は『周辺住民の理解と支援は基地運営の基盤』と言っているのに、住民の声を無視した展示飛行は許されない」「先日もC130H輸送機の油漏れ事故で滑走路が閉鎖されるなど、何度も事故を起こし、住民の不安な気持ちを考えているのか」と強く中止を求めました。

 参加者は、小牧基地に先立ち、愛知県に対して小牧基地に展示飛行の中止を求めるよう要請しました。
(2月19日 しんぶん赤旗)