「憲法守らぬ首相はいらない」「自由と民主主義を守れ」。名古屋市中区の自民党県連前で15日昼、戦争法案の採決強行に抗議する青年の声が響きました。青年有志の呼びかけに50人近くが集まり、昼休みのサラリーマンらが注目。マスコミも殺到しました。
携帯電話で国会中継を見ていた参加者から、「戦争法案が強行採決された」と声があがると、抗議の声がいっそう大きくなりました。
参加者が途切れることなくリレートーク。病院勤務の女性(25)は、「結局戦争するためのもの。だまそうとするな」。民青同盟の酒井健太朗さん(29)は「命のやりとりを強いようとする自民党を許せない」と訴えました。
街頭宣伝に初参加した男性(30)は、「危機感、焦燥感、不安感が大きい。行動しなければ。絶対にあきらめない」。今春に社会人になった男性(22)は「我慢の限界。一人ひとりの活動が大事。国会の数の力に、世論の数の力で対抗したい」と話します。
日本共産党のすやま初美参院選挙区候補と中平猛知多市議も参加しました。
(7月15日)