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戦争の時代に戻さぬ 北区でたけだ・すやま氏 参院選勝利へ演説会

 
 名古屋市の北区役所で11日、来年参院選挙に立候補予定の日本共産党すやま初美氏、たけだ良介氏の演説会が開かれました。会場いっぱいの参加者に、両候補と学生、看護師、年金者、子育てママが戦争法案廃案、参院選勝利への思いを訴えました。

 北医療生協病院の矢崎正一医師はあいさつで、「戦争法案の学習会をやればやるほど、政府の説明がわからなくなる。政府には丁寧は説明を求める」と話しました。

 たけだ候補は、「3人の息子がいます。『うちの子もほかの子も絶対守る』。この思いでがんばります。先制攻撃の仲間入りするような法案を通すわけにはいかない。日本共産党の議席が今ほど求められていることはない」と強調しました。

 すやま候補は「安倍政権は数の力で押し通そうとしていますが、審議が進むにつれ反対の世論が大きくなっています。あの戦争で日本は多くの痛苦を味わいました。再びあの時代に戻して、青年たちを貧困に追いやり、今度は戦場に追いやるのか。絶対に阻止しましょう」と力強く訴えました。

 リレートークでは、大学2年生の女性(19)が「戦争は人の心を壊す。無関心をやめて、一緒に行動しよう」と述べ、看護師の男性(26)は、「戦争準備が始まると、社会福祉が一気に削られる。すやま、たけだ両候補を国会へと押し上げ、社会保障に厚い国にしてもらいたい」と話しました。

 たけだ候補は演説会に先立ち、北区の黒川交差点で街頭演説を行いました。

(7月14日)