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県弁護士会が主催 愛知大集会に4000人

 
 愛知県弁護士は14日、名古屋市中区の白川公園で「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会」を開き、4000人を超える市民が参加しました。主催の県弁護士会から270人の弁護士が集まりました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、参院選に立候補を予定しているすやま初美氏、わしの恵子県議、名古屋市議団(田口一登団長)が参加。本村議員は民主党衆院議員とともに紹介されました。

 開会あいさつで実行委員長の村橋泰志弁護士は「法案は憲法を壊すもの。外国の戦争に巻き込まれる法案は絶対に認めるわけにいかない」と強調。県弁護士会の川上明彦会長は「弁護士は市民の人権を守る使命がある。戦争は人権侵害の最大のもの。集団的自衛権行使に反対する」と述べました。

 リレートークで看護師や医師、僧侶、憲法学者らが「二度と戦争をしてはならない」などと訴え、集会は「政治、信条、立場の違いを超え、違憲立法阻止の声を上げ、ともに立ち上がる」との宣言を採択しました。集会の後、参加者は市内をパレードしました。

 5歳の子どもとパレードに参加した女性(34)は「こどもの将来を思い参加しました。安倍首相は海外の戦争に行くために自衛隊予算を増やすのではなく、子育て支援に使ってほしい」と訴えました。

(6月15日)