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10.21安保廃棄・諸「要求貫徹行動 刈谷・一宮で行進

 

 「ストップ!戦争する国づくり」「安倍内閣にレッドカードを」を-。愛知県刈谷市と一宮市で21日、「国際反戦デー」に呼応した「日米安保条約廃棄・諸要求貫徹10・21行動」が取り組まれ、市民らが声をあげました。

 JR刈谷駅前には、市民ら50人が参加しました。
 刈谷市平和委員会などでつくる実行委員会が主催。同市では1966年から行われ、今回で48回目の行動です。

 主催者あいさつで新婦人刈谷支部の中島優子支部長が「日本を再び『戦争する国』にしてはならない。世界の宝『憲法9条を守ろう』の声を広げましょう」と訴えました。

 日本共産党の、もとむら伸子原発ゼロ対策部長、山本シモ子、のむら武文、にいむら健二の3市議が参加。もとむら氏が連帯のあいさつを述べ、山本市議が佐々木憲昭衆院議員、井上哲士参院議員のメッセージを紹介しました。

 集会後に「集団的自衛権反対」「戦争NO」「消費税増税反対」と書いたボードを掲げ、駅前商店街をデモ行進しました。

 参加した男性(69)は「今日10月21日はアジア・太平洋戦争時の1943年に東京の神宮外苑で出陣壮行会が行われた日。二度と若者を戦場に行かせたくないとも思いで毎年、集会に参加している」と話しました。

 一宮市では、労働組合や平和団体、日本共産党でつくる「安倍政権打倒!秋の大運動実行委員会」が主催。稲荷公園には一宮市や周辺市町から100人を超える人が参加しました。

 集会で各界の代表が「我慢も限界。庶民に増税を押し付けないで」「社会保障制度の改悪やめて」「ブラック企業がのさばり放題の労働法制改悪反対」と怒りの訴えをしました。日本共産党の尾関むねお一宮市議、はしもと浩三市議予定候補が参加。

 11月30日告示の稲沢市長選に出馬する「憲法をくらしに生かす稲沢民主市政の会」茶原まさお稲沢市議予定候補があいさつしました。

 集会後、参加者はちょうちんを手に「さよなら安倍政権」「ストップ安倍政権」と唱和しならがデモ行進をしました。

                              (2014.10.23)