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関電前で雨と雪の中「原発やめて」

 

 「浜岡原発の再稼働申請を取り消せ!」「きのうの段階で決めていないと言った。だまし討ちではないか!」―。

 名古屋市東区の中部電力本店前で、雨と雪のなか、市民ら45人の叫びが響きました。傘もささずに抗議する半田市の宮井留志さん(49)は、「福島から何を学んだのか。中電は脱原発に近い条件にあるのになぜその道を考えないのか。決断してくださいよ!」と訴えました。
 
 中電本店から北へ500?、関西電力東海支社前では若狭湾の原発群の廃炉を求める50人が抗議。市内に住む女性(43)が「主権者は国民で、その国民が廃炉を求めている。あなた方にも子どもがあるでしょう。原発はもうやめてください」と呼びかけました。
 
 2カ所をはしごして訴えた西英子さん(76)は「原発問題の解決策は廃炉だけ。申請はされても再稼働を許さないためにたたかい続ける」と語りました。