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民青愛知県委、日本福祉大学前で受験生励ます宣伝

 

民青同盟愛知県委員会は、入日本福祉大学の入学試験が行われた3~5日、最寄りの名鉄知多奥田駅前で受験生を励ます宣伝・対話をしました。
 受験生の政治や社会への関心の高さが浮き彫りになりました。

 宣伝では、日本福祉大学の学生同盟員が取り組んだ東日本大震災のボランティア活動や知多半島戦跡巡り、秘密保護法の学習会や反対運動を紹介した写真パネルを展示。温かい飲み物やミカン、菓子なども用意し受験生をねぎらいました。
 
入試を終えた受験生には民生同盟の受験生アンケートやシール投票を呼びかけました。
「今、気になること聞かせて?」シール投票で多かったのは「ボランティア活動」「消費税」「ブラック企業」の順でした。

 
「消費税」に投票した男子受験生は「一浪しているので親に負担をかけたくない。自宅を離れて下宿生活になり親と約束している仕送り額で生活できるか不安。消費税が上がっても親に仕送り額を増やしてとは言えない。消費税増税は中止してほしい」と話しました。同盟員が「入学式後に、民青で、履修はもちろん、奨学金やアルバイトなどの相談会を準備している。遠慮せず相談に来て」と激励しました。

 「高校の時からボランティアに関心があるが、受験勉強で忙しくて行けなかった。合格して大学生になったら東日本大震災の被災地へ行きたい」という男子受験生に、昨年の夏休みに震災ボランティアで宮城県へ行った同盟員が説明。同盟員の「今年も5月の連休に震災ボランティアを計画している」と話すと、男子受験生は「ぜひ誘って下さい」と携帯電話の番号を伝えました。

 
 「子どもが好きだから学校の先生をめざしている。」という受験生は「先生になるのは難しいかしら」と語ります。教育課程を履修している3年生の男子同盟員が授業の内容や勉強の方法を説明しました。
 
  保育士をめざす男子受験生は、「子どもの貧困が社会問題になっていて関心がある。貧困など社会問題について民青に入っていっしょに学習したい」と加盟しました。「写真パネルを見ると様々な取り組みをしていて民青は楽しそう。合格したら加盟を考えます」とメールアドレスを交換した受験生が14人いました。
 

 
 民青同盟の都出浩介県委員長は「受験生が就職への不安や政治や社会への関心が強いと感じました。新入生歓迎企画では新入生の関心にかみあった企画を準備し、民青の魅力を伝えたい」と話しています。