ニュース

名古屋・刈谷市で春闘勝利を訴える街頭宣伝

 

 愛労連と愛知春闘共闘委員会は6日朝、トヨタ・グループの拠点がある名古屋・刈谷両市で、春闘勝利を訴える街頭宣伝を行ないました。
 
 トヨタ自動車が入居するミッドランドスクエア(中村区)前では、寒風吹きすさぶなか約30人が仕事始めで出勤した労働者にビラの入ったポケット・ティッシュを配布。
 
 空(そら)直樹・中部ブロック国公議長がマイクを持ち、「アベノミクスで大儲けしているのはトヨタなど一部の輸出大企業だけで、利益の大半は内部留保にまわされます。労働者の賃金引き上げや下請け代金の改善がない限り景気は回復しません。安倍首相は、憲法違反の公務員賃金の引き下げも撤回すべきです」と訴えました。
 
 吉良多喜夫・愛労連事務局長は「消費税が上がれば、価格転嫁できない中小企業の経営は大打撃を受け、景気は一気に悪化します。力を合わせて消費税増税を阻止し、すべての労働者の大幅賃上げを勝ち取って、みんなが豊かに暮らせる社会をつくりましょう」と呼びかけました。
 
 参加した建交労(全日本建設交運一般労働組合)愛知県本部の石村ひろ江さんは「株価が上がっても、賃上げの見通しはまったくありません。消費税増税や憲法改悪に突き進む安倍首相は許せません。ねばりづよくたたかい抜いて春闘に勝利したい」と抱負を語りました。