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名古屋市北区で消費税増税に抗議宣伝

 

 安倍首相の消費税増税表明に抗議し、愛知県の日本共産党は2日、早朝の駅頭、昼間のショッピングセンターや団地前で、地方議員を先頭に機関役員、党支部の人たちが抗議宣伝を繰り広げました。
 
 名古屋市北区の地下鉄「平安通」駅前では、地元の南飯田支部の人たちが須山初美・党名古屋北西地区常任委員とともに宣伝。須山さんは「消費税の賛否の立場は違っても『4月からの増税中止』の一点で力を合わせましょう」と訴え、署名への協力を呼びかけました。
 
 中小企業で働いている男性(49)は「大企業と違って今年も給料は据え置き。賃上げがないなかでの増税はひどい」と声をかけて行きました。ボランティアで駅前の駐輪場整理をしていた男性(67)は「ガス料金や食料品など値上げになった。反対に年金は引き下げられる。増税中止へがんばって」と話しました。
 
 駅近くのファストフードの店長は「客の大半は学生など若者。店のオーナーは『増税で商品を値上げしたら客が来なくなる。増税分はかぶるしかない』と嘆いている」と言いました。(10月3日)