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新しい社会へ学び行動 民青同盟愛知県代表者会議開く

 

 「民青に出会って変わることができた」「選挙で初めて自分の家族に支持を呼びかけた」―。日本民主青年同盟愛知県委員会は20日、名古屋市内で第56回県代表者会議を開きました。20人の代議員、評議員が総選挙、原発ゼロへの取り組みなどを報告し、民青同盟で学び成長する姿を生き生きと語りました。

 都出(といで)浩介委員長は、昨年11月に開かれた民青同盟全国大会決定や総選挙アピールに基づいた県内の取り組みを紹介し、新しい日本社会をつくるため、青年のエネルギーを確信に、連帯と行動を広げ、民青同盟の役割・魅力を語り、大きな民青同盟を建設しようと訴えました。

願い託せる党

 討論では、自ら結びついた人たちに総選挙で日本共産党への支持を訴え、確信を深めた発言が相次ぎました。

 大学1年の男子学生(19)は「班会で各党の総選挙政策を学習した。話し合うなかで青年の願いを託せるのは日本共産党だけとなった。自分は選挙権がないが、『社会をかえたい』という思いを持って先輩に日本共産党の支持を訴えた」。同じ大学の2年生男子は「総選挙で日本共産党の支持を約束した友だちに民青同盟の加盟を呼びかけている。参院選では学内外の宣伝など総選挙以上にやって、日本共産党を大きくしたい」と述べました。

 青年カーを運行した北西地区でアナウンサーとして初めて乗務した女性が「最初は緊張して大きな声が出せなかった。選挙の中で見知らぬ人に支持を訴える難しさと楽しさを学んだ」と話しました。

原発ゼロ行動

 原発ゼロの取り組みでは、春日井市で班長をしている男性は「班会議で『原発ゼロの声をあげたい』との意見がだされ、みんなで話しあい、名古屋市の関電東海支社前の金曜行動に行った。原発や震災ボランティアなどでの運動で知り合った人に加盟をすすめ、民青同盟を大きくして尾張中部地域で地区委員会を再建したい」と決意を語りました。

 大学3年の女子学生は「一昨年に3人で班を結成し、現在は8人にまで増えた。授業日程が過密で班会議の開催が大変。だからこそ班プランをきちんと作ることが大切。新入生歓迎のボランティア企画を準備したい」と話しました。

成長した自分

 民青同盟に昨年、加盟した南部地区の女性は「加盟して仲間と交流し学ぶことで自分が成長したと感じるようになった。新聞の読み方も政治面はほとんど見なかったが変わった」と報告。14年間活動してきた東部地区の女性(32)は「高校を1年で中退し、進路や就職で悩んでいた時に民青同盟に出会った。たくさんの仲間に出会い、励まされ、元気をもらった。民青には仲間、働くエネルギーがある。自分が変わることができて確信になった」と語りました。

 代表者会議は都出浩介委員長、渡辺裕副委員長、古川大暁常任委員を再任しました。

 日本共産党の岩中正巳県委員長が来賓として出席し、総選挙結果をどう見るかについて述べ、困難ななかで運動してきた自身の民青同盟での活動でのエピソードも紹介しながら「若木は嵐の中に育つ」と激励しました。(1月23日)