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小牧基地C130部品落下 市民脅かす重大事故 平和団体原因究明申し入れ

 

 安保破棄諸要求貫徹愛知県実行委員会と愛知県平和委員会は12月19日、航空自衛隊小牧基地所属のC130輸送機の部品落下事故について、荒木淳一同基地司令に原因究明と再発防止を申し入れました。日本共産党の河江明美衆院東海比例候補、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補が参加しました。

 小牧基地は、C130輸送機のエンジン部品を紛失したと16日に発表しています。対応した渉外担当官は、「C130輸送機は15日午後2時に試験飛行のため基地を離陸し、午後7時過ぎに帰着し、整備点検したところ右翼内側のエンジンカバーが脱落していた。基地周辺を捜索したが見つかっていない」と説明しました。

 参加者は「この間、空中給油機やC130輸送機の事故、トラブルが相次ぎ、自衛隊機と民間機が共用している県営名古屋飛行場の滑走路閉鎖など甚大な影響をもたらしている」と指摘。事故原因と再発防止対策を明らかにし、周辺自治体と住民に説明会開催し、納得をえるべきだ、それまでは、C130輸送機の訓練や飛行は中止すべきだと要請しました。今回の事故公表が翌日の16日だったことから、「事故やトラブルの際は、関係自治体、住民やマスコミに速やかに発表を」などと求めました。
 渉外担当官は「申し入れ内容は関係者に伝える」と答えました。(12月21日)