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市立保育園の廃止・民営化に反対する集会開催

保育園建て替え公立で

 

 名古屋市緑区の市立汐見が丘保育園の廃止・民営化に反対する集会が12月13日、同区で開かれました。同保育園を守る会が呼びかけ、父母、公立と民間の保育士、住民ら250人が参加しました。
市は、123の市立保育園のうち20園を2016年度までに廃止・民営化する計画。9月30日には、老朽化した同園を12年3月末に廃止し、隣接地に民間保育園を開園すると発表しました。
「会」の服部教子代表は、「ただちに保育関係者が集まり、労働組合や民主団体と共同で11月に『守る会』を結成した」と報告。「区内には保育園入所の待機児童が11月現在で488人もおり、同園の公立での建て替えと、あらたな保育所建設が必要だ。みなさんの力を借りて、宣伝署名、市議への働きかけ、諸団体との共同など、計画撤回へ全力で立ち向かっていきたい」と訴えました。
日本共産党の加藤典子市議が激励のあいさつをし、「福祉を地域委員会に丸投げする市長の姿勢を許さず、税金をくらしや福祉最優先に使わせる運動と結合してたたかおう」と訴えました。(2009年12月15日)