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【09.05.30】小規模多機能ホーム、せこ比例予定候補が訪問

岩倉市に5月にオープンした「岩倉小規模多機能ホームちあき」を、日本共産党のせこゆき子衆院東海比例ブロック予定候補と太田義郎愛商連会長らが25日に訪ねました。案内は、施設づくりの先頭にたった尾張健康友の会理事の木村光子さん(73)=元日本共産党岩倉市議九期=と、伊藤真理子所長です。
 住み慣れた地域で、その人らしい暮らしが続けられるようにと、岩倉駅から徒歩5分、中心市街地で古民家を再生してつくられました。介護の必要な高齢者を、一年中切れ目なく支援することが一番の目標です。
 「通い」を中心に、「訪問」や「泊まり」のサービスも提供。登録定員25人の小規模施設です。デイサービスも併設し、地域サロン「まちの縁側」には地域の人が介護を受けなくても気軽に立ち寄ることができます。
 国の補助金も出ました。「地元の人も、まちおこしや商店街の活性化にもなると喜んでくれた」と木村さん。「住み慣れたまちで医療・福祉・介護のネットワークをくりたい」と言います。
 小規模多機能施設なので、一時間だけお茶を飲みにくることも、12時間施設に居ることもできます。伊藤さんは「こうした施設のあり方を多くの人に理解してもらい、早く経営を軌道に乗せたい」と話しました。
 せこさん、太田さんは「こんな施設が、ほかの自治体でも町内に一ケ所程度は必要だ」「経営上の厳しさを解決するためにも県や市の補助制度も必要」と感想を述べました。