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名古屋市長選(4月26日投開票)結果 太田義郎氏(日本共産党推薦)及ばず

 4月26日に投開票された名古屋市長選挙で、革新市政の会の太田よしろう候補(65)=日本共産党推薦は7万3640票(得票率8・38%)を獲得しましたが、及びませんでした。

名古屋市長選確定得票

  太田よしろう 無新73,640
 河村たかし  無新514,514
  細川 昌彦  無新282,990
  黒田 克明  無新7,335

名古屋市長選挙の結果について 名古屋・革新市政の会

 4月26日に行われた名古屋市長選挙で、名古屋・革新市政の会が擁立した太田よしろう候補は、労働者をモノ扱いする派遣切りに怒り、働く場が欲しいと訴える少女の発言に涙し、最後まで政策を訴え続けました。この姿勢は、多くの市民に感動を与えました。当選には至りませんでしたが、太田候補は政策と論戦で終始リードし健闘しました。大奮闘いただいたみなさん、支持をしていただいたみなさんに心から感謝を申し上げます。期待に応えられなかったことにお詫び申し上げます。

 太田市長を誕生させることはできませんでしたが、太田候補と市民のたたかいは、河村、細川両候補を、中学校卒業までの医療費無料化、敬老パス存続に言及せざるを得ないところに追い込みました。また、本丸御殿の復元への税金投入も「凍結」「中止」が多数、市が強行している公立保育園の廃園・民営化問題について、市の方針を「見直せ」が市民の多数(中日新聞の世論調査59%)であることを明らかにしました。

 市長選を通して、未来に希望が見出せない深刻な市民の暮らしと営業の実態が改めて明らかになりました。介護難民、医療難民が生まれ、貧困と格差が拡大している状況を打開していく道は、太田候補が訴えた政策の実現にあることを確信しています。

 市政は、市民の切実な要求に耳を傾けてすすめることが求められます。私たちは、選挙戦で訴えてきた政策の実現のために運動を強め、さらに世論を広げてたたかいます。

 また、きたるべき総選挙では国民本位の政治を実現するため全力を尽くしてたたかいます。