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【08.06.27】聴覚障害者が使える地上デジタル放送受信機の問題で交渉

 
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員、せこゆき子比例候補らは6月27日、聴覚障害者が使える地上デジタル放送受信の問題で厚労省、総務省と交渉しました。

障害者自立支援法の日常生活用具として市町村から聴覚障害者に支給されてきた、CS障害者放送用受信機(アイドラゴン?)の後継機になる地上デジタル放送対応の受信機(アイドラゴン?)も支給対象にするよう、厚労省に要望。総務省にはデジタル波が届かないテレビ難民や経済弱者への支援について要望しました。

厚労省は、アイドラゴン?は日常生活用具となると考えている、市町村が認めなければ認めるように話していくと回答しました。
総務省は、地上デジタル放送受信機購入への補助は、「公平性」ということで生活保護世帯のみとし、障害者、高齢者にはアンテナ設置など技術的なサポート体制をとると回答しました。

参加者は、国策でデジタル化するのに国民に負担させるのはおかしい、障害者や高齢者、所得の低い人々の負担をなくしたいと重ねて要求しました。