八田ひろ子日本共産党比例候補の母校・愛知県立瑞陵高校同窓生でつくる「八田ひろ子さんをはげますポプラの会」は21日、名古屋市中区で後期高齢者医療制度を考えるシンポジウムを開きました。
パネリストは、田中うた子(南区生活と健康を守る会事務局長)、池山淳(順和病院院長)の両氏と八田氏。西崎恒男協立総合病院院長(「会」会長)がコーディネーターをつとめました。
田中氏は「年をとった病人にどうしてこんなひどい仕打ちをするのか」(77歳の女性公害患者)などの高齢者の怒りの声を紹介。田中氏は同制度廃止法案の国会審議をボイコットした民主党への批判も多いと報告しました。
池山氏は、自公政権下の医療制度の内容を詳細に説明し、「国民のエネルギーを発揮して、今の政府を変えるしかない」と訴えました。
会場からは「ちょっとした病気では患者さんが来なくなった。病院自体、経営が非常に厳しい。日本の医療を根本から変えるべきだ」「高齢入院患者の病院締め出し政策のせいで、93歳の母は入退院を繰り返している。こんなひどい医療制度がどうして国会で承認されるのか」などの発言が相次ぎました。
八田氏は、同制度導入に道を開いた8年前の国会付帯決議に触れ、「同決議に唯一反対し、廃止をめざしているのは日本共産党だけです。悪法を廃止させるためにいっそうがんばりたい」とのべました。