「あいち赤旗文化セミナー」文化祭が5月31日、名古屋市東区で開かれ、トヨタで働いていた夫の死を過労死と裁判で認めさせた内野博子さんと、八田ひろ子衆院比例予定候補が対談しました。
内野さんと党国会議員団、支援者の連携したたたかいは、国に「判決に沿った労働行政を行う」と言明させ、トヨタにQC活動の手当支給を拡大させるなど、画期的な成果を勝ち取りました。
八田氏は、国会で党議員団が繰り返し質問した経過を報告。「QCを労働時間と認めさせたのは、内野さんのがんばりと支援の広がり。素晴らしい勝利」と述べました。
内野さんは「夫が一生懸命に働く姿にふれ、過労死は疑う余地がなく、労基署の不認定に“そんなはずはない”の思いでがんばった」と報告。支援活動や、裁判で励ましあった家族会が支えになったと述べました。
八田氏は、内野さんが舛添要一厚労省に直接面会して訴え、判決どおりの遺族補償年金支払いを実現したこと、党の国会質問で「判決の趣旨に沿って労働行政を行うべきだ」の答弁を引き出したことを報告しました。
内野さんは、トヨタのQC活動手当拡大について「トヨタの全労働者にかかわる成果でうれしい。提案活動なども認めさせる必要がある。今後も、やれることを努力していきたい」と語りました。