日本共産党の八田ひろ子衆院比例予定候補は、民青同盟の串田県委員長とともに5月30日、愛知県庁の産業労働部就業促進課を訪ね、この日オープンしたホームレス支援の「AICHIチャレンジネット」について意見交換しました。山戸博志主幹らが対応しました。
この事業は、県、名古屋市、経済団体で構成する愛知ホームレス就業支援事業推進協議会が厚労省の委託を受け、ネットカフェ難民の安定的な仕事と居住の確保を支援するため、相談支援窓口を名古屋市中村区の名駅南地区に開設するもの。
党と民青同盟が国や県に求めていた、ネットカフェ難民の実態把握や支援の要求が実りました。厚労省は、ネットカフェ難民が集中する東京、大阪、名古屋の3地区で窓口を開設しました。
山戸主幹らは、「何とか住居喪失から脱却してほしい。相談活動で実態、要望、悩みを把握し、活動を改善していきたい」などと述べました。
八田氏は、寮付きの派遣会社では失職したらすぐにホームレスになる実態を指摘。「構造的な貧困の罠に落ちないよう、力を入れてほしい」などと述べました。
串田氏は「僕らもネットカフェ利用者のアンケートなどに取り組んでいるので、行政とも連携していきたい」と期待を述べました。
その後、チャレンジネットの事務所を訪問し、説明を受けました。初日の相談者は6人、「1日20人弱の受け入れはできる」とのことです。
相談は予約が必要。電話はフリーダイヤル 0120(588)306