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【08.04.07】愛知県農業会議と懇談

 日本共産党衆院比例東海ブロック予定候補のせこゆき子、八田ひろ子両氏は7日、愛知県農業会議を訪問し、平光孝司事務局長らと懇談しました。
同会議は、市町村の農業委員会の系統組織で、優良農地を確保し、次世代に引き継ぐなど農民の権利を代表する行政機関です。

せこ氏は党の「農業再生プラン」を紹介し、「日本の食料自給率は39%しかなく世界でも異常。農業政策の根本から転換が必要です」と指摘。農業を守るための共同を呼びかけました。
八田氏は、ヨーロッパでは国をあげて自給率を向上させてきたこと、日本では米価が生産費を下回っていることなどにふれ、「価格保証と所得補償で農民に希望が持てるもてるまちづくりも可能になる」と強調しました。

平光氏らは、「投機マネーで農業が異質なものになっている」「地産地消、消費者との共同が大事」などとのべました。
株式会社による農地取得解禁の動きについて、「株式会社に所有権までもたせるのは疑問。農地法の精神と相いれない」との認識を示しました。
せこ、八田氏は「食料は不足していくので投機を規制すべきです」「食料を外国に頼るのは、国の安全保障の大問題」などとのべ、「国の政治は、みなさんの努力に水を差している」「立場の違いをこえて地域からの取り組みで力を合わせたい」と訴えました。