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【06.11.19】あいち赤旗まつり 8千人こす熱気 悪政に立ち向かう共産党に期待

11月19日「愛知民報」

 「赤旗まつりは楽しく心温まるまつり。来年の選挙勝利へ力がわきました」――。第30回あいち赤旗まつりが12日、名古屋市緑区の大高緑地公園で開かれました。晴天のなか、集った8千人を超える参加者は、日本共産党の岩中正巳愛知県委員長のあいさつや参院選候補の井上さとし参院議員、八田ひろ子前参院議員、阿部精六知事候補の決意表明などに2007年の参院選・いっせい地方選の前進への決意を固め、きたがわてつさんらのステージや物産展・模擬店などの催物を楽しみました。

井上、八田、阿部氏全力をあげると決意

 記念式典で井上さとし参院議員は、「日本共産党は北朝鮮の核実験をめぐる問題で、国際社会の結束した対応と外交的・平和的解決の立場で国会論戦をリードし、国会決議に『国際社会が結束した外交を展開し、平和的な解決を模索すべき』の文言が入りました。国会論戦をリードする日本共産党の前進に全力をあげます」と訴えました。

 八田ひろ子前参院議員は「9条バッチを着けて元気いっぱいです。憲法を5年以内に変えるという安倍内閣が誕生しました。こんな時だからこそ参院選、どうしても勝たなければなりません。現実を理想に近づけるのが政治です。一緒に間違った政治を変えましょう」と決意を述べました。

 県議、名古屋市議選など地方選予定候補者が勢ぞろいしたなか登壇した阿部精六知事予定候補者は「県政を変えたいという県民の期待に応え、大型開発優先の県政の流れを変えるため全力をあげます」とあいさつすると参加者から大きな拍手がわき起こりました。

きたがわてつさん熱唱 300人の大合唱

 中央舞台では沖縄のエイサー隊、OH!人生男性合唱団のコーラスなど、多彩なプログラムが繰り広げられました。

 フィナーレはシンガーソングライターきたがわてつさんのコンサート。井上さん、八田さん、せこさんも参加した300人の合唱団が、きたがわさんとともに「そんな町を」などを熱唱しました。

人間美術館 黒山の人、投げ銭も

 大道芸広場では、おなじみの猿回しやコマの曲芸がおこなわれました。 初登場の大道芸ワールドカップチャンピオンの雪竹太郎さんの人間美術館には黒山の人だかり。彫刻「考える人」のポーズを決めると「イヨー世界一」の掛け声とともに、たくさんの投げ銭が飛び交いました。

鵜飼いおもしろい 鵜飼い体験会

 岐阜県の鵜匠(うしょう)が特別出演した鵜飼の実演、体験会は、多くの子どもたちで賑わっていました。鵜匠の手ほどきで、恐る恐る鵜に触れ鵜飼体験をした女の子(11)は「最初は怖かったけれど、取った魚を口から出させるのが面白かった」と話していました。

いも煮大好評 物産展

 あいち赤旗まつり名物の物産展は大賑わい。愛知農民連の後援会が出店した、「本場、山形の味を届けます」と大鍋で作る「いも煮の店」は、体が暖まると大好評でした。
 三重県の松阪牛ステーキ店からは美味しい匂いがします。

 農民ネットの産直コーナーも新鮮な野菜を買い求める人で行列ができていました。